|
|
|
|
其の-1 | by ありんす・アリス |
|
●“ゆめつなぎ”制作に当たり、2004年以降、次の映画、展覧会、演劇、舞踊のライブ及びTV観覧が参考にされました。このページは必要に応じて加筆します。 . しかし、わたしはプロの演劇評論家ではないので、ただ券も、ベンチャラも、まじめに書こうという気も、サラサラないのであらかじめ御了解ください。 |
|
●フランスに行けばルーブルに行くように、日本にいる時は能・文楽・歌舞伎に行くのだ。 |
| タイトル | 上演期間 | 観覧日 | .場所 |
内容 . |
感想 | |||||
| 1〕 |
◎第十五回 三浦漁火能 |
2004年6月26日(土)〜27日(日) |
6月26日(土) PM6:00〜 |
三浦漁港仮設舞台 |
能「井筒」 梅若吉之丞 狂言「仏師」 石田幸雄 能「葵上」 観世榮夫 |
始まりの仕舞がことのほか良かった。この緊張の伝播に能の心がある。緊張のすっきり感と清潔感だ。 能初観覧 観世榮夫氏ふらつき有り。これは楷行草の草なのかは不明。 |
||||
| 2) |
◎新作能 生田川物語 (初演) |
2004年8月8日(日) |
8月8日(日) PM4:00〜 |
神奈川県立音楽堂 |
シテ 観世榮夫 ワキ 野村万作 |
新作能初観覧 観世榮夫氏ふらつき有り。私にはふらつきがすばらしく枯れた感じに見えた。 新作能に限界有り |
||||
| 3) | ◎八月納涼歌舞伎 |
2004年8月10日(火)〜 8月28日(土) |
8月28日 PM6:00〜 |
歌舞伎座 |
通し狂言 東海道四谷怪談(夜の部) お岩 中村勘九朗 |
歌舞伎初観覧 回り舞台有り、客席に脅しの役者の出あり | ||||
| 4) |
◎通し狂言 恋女房染分手綱 |
2004年9月11日(土)〜26日(日) |
9月13日 PM4:30〜 |
国立劇場 |
竹本南都大夫 吉田玉夫 蓑助 |
人形浄瑠璃初観覧 幕開き劇中人形能狂言舞台有り | ||||
| 5) | ◎大相撲九月場所 | 2004年9月1 日(土)〜26日 | 9月25日(土)14日目AM12:00〜 | 両国国技館 | 優勝 | 大相撲初観覧 力士土俵共に小振りに見える | ||||
| 6) |
◎喜多流職分会 九月自主公演能 |
2004年9月26日(日)14日目 |
AM11:00〜 |
十四世喜多六平太記念能楽堂 |
仕舞 大江山 千寿 雷 電 能 白天楽 狂言 秀句傘 能 三輪 能 小鍛冶 . |
若手喜多流は演目のせいも有りスピード感有り | ||||
| 7) | ◎芸術祭十月大歌舞伎 | 2004年10月2日(土)〜26日(火) |
10月7日(木) AM11:00〜 |
歌舞伎座 |
寿猩々 中村梅玉 猩々とは、不老長寿の福酒の神とされる、中国の伝説上の霊獣。能の『猩々』を歌舞伎舞踊化したこの作品は、唐に住む親孝行の酒売り(歌昇)が、猩々(梅玉)に逢いに潯陽の江のほとりに赴き、その舞を見た後、猩々からいくら汲んでも酒が尽きない酒壺を授かるという、おめでたい舞踊です。能取り物らしい荘重さと、猩々の軽やかで華やかな舞いが身上です。
熊谷直実(幸四郎)の陣屋には、初陣の息子小次郎を心配する熊谷の妻相模(芝翫)と、やはりわが子平敦盛の安否を気遣う藤の方(時蔵)が控えています。帰陣した熊谷は、敦盛を討ったと話し、藤の方を悲嘆に暮れさせますが、義経(梅玉)の前で敦盛の首級として首実検に供されたのは、なんと小次郎の首。驚愕する相模と藤の方を制札で押さえる熊谷に、義経も納得の体なのは、後白河院の落胤である敦盛を助けよとの義経の内意を、熊谷が見事に察知し遂行してみせたからでした。 救われた敦盛が石屋の弥陀六実は平宗清(段四郎)に無事託されるのを見届けると、熊谷は世の無常を感じ、出家を決意します。戦闘の様子を語って聞かせる「物語」、女性二人を留める「制札の見得」、迫真の「首実検」、出家して思わず口にする「十六年は一昔」の述懐と、見どころに事欠かない熊谷を、定評ある幸四郎がつとめます。
京の吉田家にお家騒動が起こり、一家は没落。嫡子の松若丸は東国に向かったまま行方が知れず、母の班女の前(田之助)と若君の梅若丸は、それを追って江戸にやって来ます。隅田川のほとりで急病に苦しむ梅若を救ったのは、向島で桜餅屋を営む忍ぶの惣太(仁左衛門)。実は惣太は、吉田家の元家臣でしたが、恩ある梅若と気づかず、その懐から金を奪い、殺してしまいます。 一方松若丸(菊五郎)は、江戸で天狗小僧霧太郎という名の盗賊となり、さらに傾城花子に変装して、お家の重宝を捜索中。惣太とその妻お梶(時蔵)に、松若と気づかれますが・・・。能の『隅田川』の世界を借りたお家騒動もので、梅若殺しの場の「だんまり」、松若がご飯を食べながら捕り手と闘う大詰の「おまんまの立ち廻り」など、古風な歌舞伎美に満ちた趣向が満載。菊五郎と仁左衛門の豪華な共演も見逃せません。 . |
梅玉の舞踊にスキ無し 松本幸四郎はオ−ルマイティーの役者だ。 能「隅田川」のアレンジもの、黙阿弥作。 本物の飯を食べながらの立ち回り。 |
||||
| 8) |
◎宝生流五雲会 十月自主公演能 |
2004年10月16日(土) | PM1:00〜 | 宝生能楽堂 |
能 橋弁慶 狂言 酢はじかみ 能 通小町 能 井筒 狂言 お茶の水 能 殺生石 . |
若手宝生流は殺気がない 通小町で大道具の不備あり。お茶の水の狂言はふっとった兄弟。 宝生能楽堂は売店充実。 |
||||
| 9) | ◎能を知る会 | 2004年10月23日(土) | PM2:00〜 | 鎌倉能舞台 |
狂言 清水 能 野宮 観世喜正 . |
狂言の山本東次郎が今まで見た狂言師では一番うまい。 | ||||
| 10) | ◎吉例顔見世大歌舞伎 平成16年11月1日 (月) 〜25日 (木) 千穐楽 | 平成16年11月1日(初日) | AM11:00~ | 歌舞伎座 |
.一、 梶原源太景季 梅ヶ枝 梶原平三景時 梶原平次景高 農夫女房おいね 農夫女房おくろ 農夫伜虎作 後藤兵衛盛長 農夫甚五兵衛 平重衡 話題とみどころ 二、 葛の葉 女房葛の葉、葛の葉姫 安倍保名 庄司妻 柵 信田庄司 話題とみどころ 三、 関守関兵衛 実は 大伴黒主 小野小町姫 傾城墨染 実は 小町桜の精 良峯少将宗貞 話題とみどころ 四、 お祭り 鳶頭 若鳶 若い者 芸者 話題とみどころ . |
|
||||
| 11) | ◎0次元 加藤好弘展 | 2004年11月1日(初日) | . | 銀座 ヴァニラ画廊 | . | 歌舞伎観覧後訪問 | ||||
| 11) | ◎友枝会 | 2004年11月7日(日) | AM12:00〜 | 国立能楽堂 |
能 柏崎 友枝 昭世 狂言 水汲 野村 萬 能 舎利 友枝 雄人 . |
柏崎では子方の出があり少年は上手い下手に限らず能の基本である。 舎利は若手を後の演目に持って来たようであるが友枝雄人は仏舎利を取った後の台を足で潰して客席に蹴り捨てていた。それは際前列の席の前に転がった。これぞ能楽のニューウェーブではないだろうか。能は歌舞伎のように舞台上からはみ出すことはかつてなっかった。 武士が客の時代ではとても試られない演技だろう。これは能の空間をはみ出している。私は遅ればせながら拍手を送りたい。 . |
||||
| 12) | ◎第二十四回横浜能面会 | 2004年11月3日〜8日 | 8日午前11時観覧 | 馬車道亜アートギャラリー |
.岩崎久人 . |
能面は何かが憑依している必要がある。現代の物と昔の物を比べてみれば一目瞭然である。仮面は死者の相であり神霊だ。 . |
||||
| 13) | ◎山本会別会(狂言) | 2004年11月27日 | 午後1時30分開演 | 国立能楽堂 |
.居杭 .釣狐 .若菜 . |
居杭、若菜は子方を使った演出。若菜の子方の出は山本会、山本東次郎独自のもの。 釣狐はやはり秘曲だけありすばらしい。東次郎次男がきつね。そらしまのテーマである“憑依”をそのまま体現している。いままで観覧した狂言中最高にたのしめた。 . |
||||
| 14) | ◎12月大歌舞伎 平成16年12月2日(木) 〜22(日) | 2004年12月7日 | . | 歌舞伎座 |
.鈴ケ森 盗賊と化した雲助が多数出没する、東海道品川宿近くの鈴ヶ森。ここへ駕籠で乗り付けたのは、はかなげな美少年、白井権八(七之助)です。すわ、雲助たちの餌食になると思いきや、権八は一刀のもとに賊を斬りつけ、事なきを得ます。その刀さばきを、花川戸の侠客幡随院長兵衛(橋之助)は見逃しませんでした。凄腕の若衆と大親分の出逢い。雲助とのコミカルな立ち廻りに、数々の名せりふ。アッという間の、夢のような一幕です。 .阿国歌舞夢華 おくにかぶきゆめのはなやぎ .出雲大社の巫女阿国(玉三郎)は、歌舞伎踊りで耳目を集めようと、京の都にやって来ます。艶やかな阿国の踊り姿に、京の人々はもう夢中。そこへ今はなき歌舞伎者の名古屋山三の幻(段治郎)が現れ、阿国と仲睦まじく踊り出します。玉三郎と澤瀉屋若手勢揃いで、美しく華やかな舞踊をお楽しみください。
たぬき .はやり病の「ころり」で死んだはずの道楽者の柏屋金兵衛(三津五郎)は、荼毘に付される直前に、息を吹き返します。女房のおせき(扇雀)のもとには帰る気になれず、妾のお染(福助)を訪ねますが、お染はすでに狭山三五郎(橋之助)といい仲。ショックを受けた金兵衛は、甲州屋長蔵と名を変え、別人のように猛然と働いて、成功を納めます。二年後、芝居茶屋の座敷で、お染の兄の太鼓持ち蝶作(勘九郎)に出逢った金兵衛は、戦慄する蝶作を伴って、かつての家族のもとに出向きます。死んでみて初めてわかった、周囲の気持ちと自分の価値。大佛次郎が描く、可笑しくも切ない世話物喜劇にご期待下さい。 今昔桃太郎(新作 渡辺えり子) .桃の花散る、のどかな村の春。鬼退治からはや幾歳。あの桃太郎(勘九郎)は自分では歩けないほど太った身体を台車に乗せ、犬と猿に引かせるダラけ切った姿に、昔の面影は皆無です。どうやらこれは、鬼が英雄桃太郎を骨抜きにするために、仕掛けた罠らしいのですがノノ。来年の勘三郎襲名を控え、勘九郎としての最後の舞台となる作品は、盟友・渡辺えり子の書き下ろし。桃太郎役で初舞台を踏んでから、四十五年間の勘九郎の軌跡をたどる、楽しい大喜利です。 |
|